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はじめに
「皆さんは税理士に業務を依頼するときはどうしていますか」
誤解を恐れずに言えば、司法書士や行政書士の仕事ってほとんどの場合、誰がやっても結果は同じでしょう。
だから、A司法書士とB司法書士の料金に差があると、高い、安いの比較がしやすいのですが、税理士の申告業務は、結局のところ「いくらの税金になるか」に尽きます。税法は、自主申告納税方式ですから、A税理士とB税理士の計算に差があっても、税法に違反していない限りそれは認められます。
税法の解釈や規定には幅があります。複数の税法の解釈が認めれられている場合、納税者に有利な税法の方を、その税理士が知っているかどうかによっても税金は違ってきます。ですから、どの税理士に業務を依頼しても結果は同じ、、、とはいえない可能性がかなりあります。
だか らといって、報酬が高い税理士が、そのまま皆さんの希望を最大限に叶えて(税金を安くして)くれる税理士とは必ずしも言えないところが、税理士選びの難しいところです。双方の金銭感覚が大きく影響しますね。つまり、顧問料5万円/月でも安いと感じる納税者もいれば、3万円/月はたかーいと思う納税者もいるように、税理士のほうでも税理士報酬規定はその税理士の金銭感覚で決定していますから、高い、安いは税理士次第ですね。
よくグルメ誌等でおいしいと評判のすし屋やフランス料理店が誌上を賑わしていますが、その値段といえば、ほとんどバカ高いですね。しかし考えてみるまでもなく、「高くておいしい」のは当たり前ですよね。値段が高ければ、いい食材を仕入れることができますからね。安くておいしいすし屋やフランス料理店を捜さなければ…。税理士選びもそうですね、報酬が安くて、それでも良い税理士を捜さなければいけませんね。
はじめに